【タイ】連続爆発事件発生でプーケット・ホアヒンなどに注意喚起
こんにちは。バンコク在住トラベルブロガーのMAYAです。
今回はタイ旅行を推進する私としては残念なニュースなのですが、この夏タイへの旅行を計画されている方のために、現地の状況を包み隠さずお話したいと思います。
タイ中南部各地で連続爆発
8月12日午前中に不穏なニュースがタイ国内を駆け巡りました。在住日本人向けには日本大使館から注意喚起メールがこの日のうちに3通も出る(更新情報として)という異例の事態に。以下は大使館メールの抜粋で爆発が起こった場所の詳細です。
・11日午後,南部トラン県の市場で爆弾が爆発し,複数の死傷者が発生。
・11日,南部プーケット島で爆弾とみられる不審物を発見。
・11日深夜,中部フアヒンの繁華街で爆弾が爆発し,複数の死傷者が発生。
・12日朝,南部スラタニ県の警察署前で爆弾が爆発し,複数の死傷者が発生。
・12日朝,南部プーケット島のパトンビーチ付近にて爆弾が爆発,複数の負傷者が発生。
・12日朝,南部ナコンシータマラート県で爆弾が爆発。
・12日朝,中部フアヒンの時計塔近くにて爆弾が爆発。
被害状況は?
現時点(8月13日午前中)で、4人死亡。ドイツ人・オランダ人など外国人を含む30人以上が負傷。日本人が事件に巻き込まれたという情報はないようです。
観光客への影響は?
プーケットはタイを代表するビーチリゾート地。またトランもプーケットほどは知られていませんが、私たちも訪れたことのある南部ビーチリゾートで、上記エリアへの訪問を予定していた方にとっては注意喚起をお願いしたいニュースです。国内総生産GDPの10%が観光産業というタイ。この事件は痛手となることは間違いなさそう。
8月12日という日。現地では・・・
現在タイは3連休中(8月11日、12日、13日)。しかも8月12日はタイ王室のお妃さまの誕生日かつ「タイの母の日」として知られる日。この日に合わせ、多くのタイ人が国内旅行やお祝いを予定していました。また、昨年は8月17日にバンコクのエラワン廟にて100名を超える死傷者が出る爆弾事件がありました。あれから約1年、バンコクでは大きな事件はなかったのですが・・・。
ホアヒンでの爆発について
さらに今回狙われたホアヒンという場所はバンコクから車で3時間のビーチリゾート地。ここは王室ゆかりの場所として有名(王様の別荘がある)。当然8月12日は女王様のお誕生日をお祝いする王室の祝賀行事も行われていました。そのホアヒンで、しかも8月12日のタイミングでの連続爆発は驚かざるを得ません。
事件の背景・動機は?
いろいろな説が出ていますが、はっきりとしたことは現時点(8月13日午前中)まだ分かっていません。一部の説では8月7日の国民投票の結果を不服とする国内グループの犯行とも。政府は「国際テロの可能性は低く、国内の騒乱を目的とした犯行」との見方を示しています。また南部では日常的にイスラム勢力の爆発事件が起こっているため、同様の犯行である可能性も否定できない状況です。
首都バンコクでは?
首都バンコクでは現時点(8月13日午前中)、同様の爆発事件は起こっていません。が、不測の事態を避けるため、外出時は気を付けるようにとの注意喚起がなされている状況。昨日の報道を受け、12日夜のバンコクは静まり返っており、多くの人が自宅にとどまったとみられます。
タイへ渡航予定の皆様、今後の展開をよく確認されることをお勧めいたします。
MAYA@バンコク
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