ニュージーランド随一の美しさ！『ハグレーパークで9月にお花見を楽しもう!!』

こんにちは。南半球に位置するニュージーランドでは、やっとそろそろ冬の終わりが見えてきたかな、という時期です。

日本とニュージーランドでは季節が逆なので、日本の夏や冬に旅行計画を立てると、その温度差で体調を崩してしまう人も。
その点、これから春へと移り変わっていくこのシーズン、秋へと移っていく日本ともさほど気温差がなく、体調を維持しやす旅行シーズンと言えるでしょう。

そんなこの季節にニュージーランドのクライストチャーチへ旅行を考えている方にぜひお勧めしたいのが、ハグレーパークでのお花見です。ここ数年、ハグレーパークでの桜が満開を迎えるのは、大体9月2週目から3週目くらい。年によって多少前後することはあるでしょうが、それくらいのシーズンをお勧めします。

お花見とは言っても、ニュージーランドでは公共の場での飲酒が禁じられているため、日本のお花見のようにピクニックシートを広げて、お酒を飲んでドンちゃん騒ぎをするようなことはできませんが、天気の良い日にはたくさんの人が桜並木の下で散歩を楽しんでいます。

ここまで美しいソメイヨシノの桜並木が見られるのはNZでもここ、クライストチャーチだけ

ノースハグレー・パークの上を走るHarper Avenueは、パーク沿いにソメイヨシノの桜並木が続く歩道が続いており、満開のシーズンになると、薄ピンク色の帯がかかったようで、それは見事。

お天気の良い日には、真っ青な空の色とのコントラストが美しく、たくさんの人が散歩やジョギングを楽しんだり、写真を撮りに来たりしています。
ニュージーランドでは、一般家庭の庭や学校の敷地内など、比較的あちこちで桜の木を見かけることができますが、ソメイヨシノの木がこれほどの距離を埋め尽くしているのはほかに例がありません。

Harper Avenue沿いは、黄色の点線が引かれているゾーン以外は道路脇に駐車可能なため
（NZでは黄色の点線やパーキングメーター等がない路肩は基本的に路上駐車OK)、
桜のシーズンには路肩にたくさんの車が停まり、皆、気軽に花見散歩を楽しむことができます。

＊写真はすべて去年のものを使用しています。

水仙も咲き乱れ、春の情緒たっぷり

さらに、Harper Avenueの反対側には水仙も咲き乱れ、春爛漫の風景を楽しむことができます。
水仙は毎年、ソメイヨシノより早めに満開を迎えるので、桜並木が満開の頃には、やや花の盛りを過ぎてはいますが、それでも十分綺麗。水仙はボタニック・ガーデンの中でもあちこちで見ることができます。

運が良ければ、かわいい鴨の赤ちゃんも

そして、ハグレーパーク内を流れる小川（エイボン川）やノースハグレー・パーク内にあるVictoria Lake、ボタニック・ガーデン内の池などを探してみると、親鴨のあとにくっついて泳ぐかわいい鴨の赤ちゃんも見つけることができるかもしれません。

カフェやスーパーで事前にサンドイッチでも買ってきて、桜並木を眺めながらランチを食べ、そのときパンの切れっ端を少しだけ残しておいて鴨の赤ちゃんにあげる、こんなのんびりとした一日の過ごし方も時にはいいのではないでしょうか。

ノース・ハグレイ・パーク

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