『ジカ熱』って何!?ブラジルなどの中南米への旅行は注意が必要。
ブラジルなどの中南米で蚊が媒介する感染症『ジカ熱』が広がっている問題で、ポルトガルでは5人の感染者が確認されており、その他でも、イギリスやアメリカ、デンマークなどで感染者が確認されています。
ジカ熱って何??
ジカ熱は頭痛は関節痛など風邪に似た症状で、予防薬や特効薬がなく、妊婦が感染すると赤ちゃんの脳が発育不全になる『小頭症』につながると言われております。
感染源はウィルスを持った蚊(ネッタイシマカ、ヒトスジシマカ)で、その蚊にさされると感染する可能性があります。
発症までに3~12日間の潜伏期間があり、およそ2割の人が発症します。
外務省もホームページで注意喚起
1月15日
1.蚊媒介の感染症(ジカ熱及びデング熱)の発生
(1)2015年5月以降、ブラジルをはじめとする中南米地域においてジカ熱の発生が報告されています。現在、ブラジルの21州で感染が確認されているほか、世界保健機構(WHO)によれば、コロンビア、スリナム、エルサルバドル、グアテマラ、パラグアイ、メキシコ、ベネズエラ、パナマ、ホンジュラス、プエルトリコ等において、ジカ熱の感染例が報告されています。出典:外務省 海外安全ホームページ
この情報は1月26日に失効していますが、各国で新たな感染者が報告されています。ブラジルをはじめとした中南米に渡航する予定のある方は渡航前に外務省などの情報を確認するようにしましょう。
ジカ熱を予防するには
基本的には日本の蚊の対策と同様です。
1、外出する際は長袖、長ズボンを着用し、なるべく肌の露出を少なくする。
2、虫よけスプレーを利用する。
現地で手に入らないかもしれませんので、日本から持っていくようにしましょう。
3、室内では蚊取り線香を利用する。
電気製の蚊取り器を持っていくのが良いです。
4、抵抗力をつける。
海外旅行は移動などが多く疲れやすいです。十分な食事や睡眠と取って抵抗力をつけるように心がけましょう。
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