タイ旅行は交通事故に注意!人口10万人当りの交通事故死『タイが世界2位』
世界保健機関(WHO)が『人口10万人当たりの交通事故死者数』の2015年版を発表され、海外旅行の渡航先で人気のタイが2位にランクされました。
10万人あたりの交通事故死者数が36.2人という結果。確率的には0.0362%となります。宝くじに当たるより圧倒的に確立高いですね。
ちなみにアジア圏で2番目に多かったのはベトナムの24.5人。タイとの差が11.7人もあることから、タイの死亡事故がいかに多いかがわかりますね。
WHOは、道路の保全管理、車両の整備基準、道路交通法規などが不十分だと指摘しています。
確かに、タイの道路状況の悪さや渋滞は深刻な問題ですね。過去に日本人が巻き込まれる事故も発生していますので、一刻も早く国がこの問題について取り組んでいただけることを祈ります。
アジアのランキング(人口10万人当りの交通事故死)
1位 | タイ | 36.2人 |
2位 | ベトナム | 24.5人 |
3位 | マレーシア | 24人 |
4位 | ミャンマー | 20.3人 |
5位 | 中国 | 18.8人 |
6位 | カンボジア | 17.4人 |
7位 | スリランカ | 17.4人 |
8位 | ネパール | 17人 |
9位 | インド | 16.6人 |
10位 | インドネシア | 15.3人 |
11位 | ラオス | 14.3人 |
12位 | バングラデシュ | 13.6人 |
13位 | 韓国 | 12人 |
14位 | フィリピン | 10.5人 |
15位 | 日本 | 4.7人 |
16位 | シンガポール | 3.6人 |
日本は4.7人という結果に。アジア圏ではシンガポールが一番少ない結果でした。シンガポールは治安の良さだけでなく死亡事故も少ないんですね。
上位の国は「渋滞」のイメージも強いですが、渋滞がひどいということは、道路整備や法整備がしっかりしていないということなんでしょうね。
主要国の結果(人口10万人当りの交通事故死)
ブラジル | 23.4人 |
ロシア | 18.9人 |
アメリカ | 10.6人 |
フランス | 5.1人 |
ドイツ | 4.3人 |
イギリス | 2.9人 |
イギリスが2.9人という結果に。さすが紳士の国ですね。
個人的にはアメリカが思ったよりも少ないんだな~と感じました。道路の保全管理や車両の整備基準などは重要ですが、出た結果を見ていると、国民の気質も影響しているのではないかと感じます。
いずれにしましても、海外では日本より死亡事故が多いという認識を持っていた方が良いですね!
海外旅行ではくれぐれも交通事故に気を付けましょう。
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