スペインの祝日はイベントがいっぱい
10月12日はスペインの祝日。
Día de la Hispanidad
何の日かというと、コロンブスが、アメリカ大陸を発見した日。
アメリカ大陸発見により、スペインに富と繁栄をもたらしたのでs。
でも、メキシコ人の友人が言ってました。
自分達が普通に暮らしてたら、いきなりスペイン人がやってきて、「発見したゾ」と言いながら、いろんなものをぶんどって行った。
スペイン人でも、この日は黒い歴史の始まりだと言う人もいます。
でも、お祭り好きなスパイン人。
いろんなイベントが行われます。
朝、10時半から、軍隊の行進が行われましたが、私は、仕事で見れませんでした。
仕事の移動中に、馬に乗った軍隊の人が警備をしていました。
朝11時くらいから雨が降り出しました。夏が終わってはじめての、本物の雨でした。
そして、夕方の6時過ぎから、レアレホ地区にあるサン・ドミンゴ教会にたくさんの人が集まっていました。
壁画が描かれ、古くとても綺麗な教会です。
キリスト教の宗教行列が行われます。
この教会は、聖人ドミンゴの教会で、鼓笛隊の後に聖人ドミンゴが担がれて来ました。
教会から出るとき、頭をぶつけないように、慎重に担ぎ出されました。
聖人ドミンゴの足元にいるワンちゃん。
聖人ドミンゴのお母さんが、彼を身ごもっているときに、たいまつを加えた犬が、彼女のお腹から出てくる夢を見て、どういう意味か神父さんに訊ねたら、生まれてくる子供は、世界を明るくする使命を持っていると言われたことから、聖人ドミンゴのシンボルになっています。
そして、この教会の聖母マリア、名前は、ロザリア。 冠をかぶって、たくさんのロザリアをつけ、綺麗に着飾っています。
スペイン人のキリスト教徒たちは、これらの担ぎ物に触り、祈ります。
今まで行った悪いことが許されると言われているからです。
教会を出て、街を練り歩き、大聖堂へ行き、また同じ教会に帰ってきます。
帰ってきたのは、9時半過ぎくらいでした。
最後まで、見てはいませんが、聖人ドミンゴと、聖母マリアの担ぎ物が教会を出るときと、大聖堂に着いたとき、空砲が打たれ、教会の鐘が鳴らされます。近くで聞くと、すっごく大きい音で、近くにいた小さい女の子は、耳をふさいでいました。
そして、教会に戻ってきたときには、空砲とともに、花火が打ち上げられました。
それで、どこにいても、今、行列がどこにいるかが大体わかるのです。
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