Casa del Chapiz アラブ様式が残る素敵な旧家と庭園
イギリスから友人がグラナダへ遊びに来たので、いろいろな所を案内しました。
その一つが、カーサ・デル・チャピス。アラブ様式が残る邸宅です。
三階建ての建物で、中庭があり、1階の角にアルヒベ(貯水場)があります。
昔は、貯水場は野外にあり、地区ごとに共同で使われていました。
お金持ちの家にだけ、貯水場がありました。
1階の右下奥のくぼみにある四角い扉のようなものが、貯水場として使われていました。
残念ながら、2階と3階もあるのですが、上がることができませんでした。
木製の扉や廊下の手すりなどに細かい彫刻がされていました。
素晴らしかったのは、庭園です。
一つ目の庭園は、池があり、蓮の葉と花でうめつくされていました。
そして、アルハンブラ宮殿も見渡せます。
奥にも、もう一つ大きな庭園があり、アルハンブラのヘネラリフェ庭園を思い出させます。
柿の木がたくさんあり、実がなっていました。そして、その向こうにアルハンブラ宮殿。
ちなみに、柿の木は、日本人が鎖国前に、キリスト教を学びに来た人が日本からスペインに持ってきたと言われているそうです。
それで、スペイン語でも、柿は、カキ(Caqui)と言います。
庭園は、広くて、いろいろな珍しい草木が見られます。
変わった木もありました。まるで、トーテンポールのような木の上に、葉が茂っています。
今の時期は、柿の実とともに、まだ青いですがオレンジの実もたくさんなっていました。
のんびり草花をめでながらの散歩で、旅の疲れを癒してはいかがですか?
住所 | カーサ・デル・チャピス |
電話番号 | 958 222 290 |
営業時間 | 10時~18時 |
定休日 | 基本的に定休日なし |
入場料;2.25ユーロ
名前 | Casa del Chapiz アラブ様式が残る素敵な旧家と庭園 |
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