異国情緒と自然のマイナスイオン♡ 『マレーシアKL近郊、週末のドライブモデルコース』
緑の都市とも呼ばれる、マレーシアの首都・クアラルンプール(KL)。その名の通りいまだ緑が色濃く残っているとはいえ、都市部は徐々に開発が進み少しづつ自然を感じられる場所も少なくなってきました。多国籍国家ならでは、それぞれの慣習と宗教が混じり合い、ユニークな文化を創り出してきたマレーシア。ちょっとドライブがてら都市部を離れると、異国情緒と自然のマイナスイオンを感じられるスポットがいっぱい。
最近私がハマっているのは、マレーシア東海岸中部に位置する、パハン州。州都はクアンタン、マレー半島部では最大の面積を誇ります。世界最古の熱帯雨林が残るタマンネガラ国立公園をはじめとする自然の宝庫。更には避暑地としても、ビーチリゾートもローカル中心に大人気なんです。
まずはティータイム。KLチャイナタウン発祥、定評のある中国茶専門店、紫藤茶原(Purple Cane Tea Restaurant)。マレーシアでは珍しい竹林の中、池のほとりで蝉の声を聴いているとなんだか日本の夏を思い出して故郷、東北の原風景が恋しく…なったところで一路、車を走らせ日本村へ。
1984年創業、マレーシアでも有数のコングロマリット・ベルジャヤグループが運営するJapanese Village。中には日本食レストランやスパ、そして本格的な茶室!私が訪れた時は残念ながら工事中で入ることはできませんでしたが、普段は1日数回茶道体験を行っているとのこと。浴衣もレンタルできるようで、ローカルがこぞって着ては写真を撮りまくっていました。そんな楽しそうな姿を見ていると、日本の文化が誇らしいような、嬉しいような、マレーシアの親日性を一層感じるのでした。石畳を歩く靴音、虫の声と川のせせらぎ、天然のヒーリングミュージック。定期的に来たくなる場所です。
そして次は温泉へ。KLから一番近い温泉リゾート、Suria Hot Spring。見た目はリゾートというより保養施設…いやウォーターパーク?マレーシアでは宗教の関係もあり、服を着たままお湯につかるのが一般的。しかもこの常夏でも温泉は人気があるようで、ローカルで大混雑。普段着のままの人たちが密集するプール…というと異様な光景が目に浮かぶかもしれませんが(笑)いたってみんな楽しそう。そんな温泉の楽しみ方も海外ではアリですが、やっぱり私は豊北人。あつーい露天風呂につかりながら雪見酒♡が理想♡
お待ちかねの夕食は山奥の隠れ家カフェPinto Coffee+にて。まさかこんなところに…というような急斜面の山道を登った先、ジャングルの中に佇むロッジ。雰囲気バツグン、料理も充実、手作りのケーキとコーヒーも美味しい!…けどいつもお客さんがいない(笑)。心配なので、常連になります(笑)。
食事を終え帰路。ふと上を見上げると、満点の星空。今回訪れたエリアは標高が高いこともあり、ちょっと車を止めて見上げればどこからでも星空観察できそう。ネオンの多いKLではなかなか見られない星、次回は星空スポットを探す旅に出てみようか♡
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