スペインで、クリスマスといえば、欠かせないベレン巡り
スペインのクリスマス恒例行事の一つが、街中に飾られたベレンを見て回る、ベレン巡りです。
自宅でも飾りますが、あまり大きいものは飾れません。外でいろいろなベレンを見て楽しみます。
ベレンのコンテストも毎年開かれています。
市役所や、教会や博物館、そして広場に特設テントが建てられ、その中にベレンが飾られているところもあります。
ベレンとは、ベツレヘムで、キリストが生まれた日の話を人形などで表したものです。
子供連れの家族は、ベレンを見ながら子供にいろいろ話して聞かせます。
キリストが生まれた夜に、東方の三賢者が流れ星を見て、国の王が生まれたと知り、流れ星の落ちた方向へ進んで行き、それを聞いたローマ王は、自分の王座を取られるということで、その生まれた赤ちゃんを殺すために探し始めます。
グラナダのベレンということで、アルヒベ(アラブ式貯水場)も飾られていました。
ここでは、カスパール、バルタザール、メルキオールの三賢者は馬に乗っています。
ほかのベレンでは、象に乗った三賢者もいます。
馬小屋の中で生まれたばかりのイエス・キリストとマリア、ヨセフ、そしてお祝いに駆けつけた天使がいます。
街角には、お店のショーウインドーにベレンを飾っているところもあります。
バーやレストランでも、大小さまざまなベレンが飾られています。
このバーでは、ベレンにアルハンブラ宮殿が飾られていました。
スペインの各地でいろいろなところにベレンが飾れています。そして、その土地の特色が出ているので、クリスマスの時期にスペインを旅行する方は、ベレン巡りで、その土地の人の誇りとしているものやその土地ならではのものが見られるでしょう。
グラナダだけでも、100以上の公共の場所で飾られています。私も、まだまだ全部見きれていません。 暇を見てもっといろんなところへ見に行ってきます。
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