スペインの大晦日の過ごし方 『1秒毎に○○を一粒口に入れて願い事を…』
日本人が大晦日に除夜の鐘を聞きながら、もしくは聞いてから神社やお寺に初詣するという風習がありますが、スペインでは、ブドウを食べながらお願いをするという風習があります。
大晦日の夜、0時になる12秒前から鐘が鳴り始めます。
そして、1秒毎にブドウを一粒口にいれて、願い事をします。
全部で、12粒のブドウを食べます。
でも、12秒で12粒のブドウを食べながらお願い事をするのは、けっこう難しいです。
もう食べるのに精一杯で、願い事する余裕がない!!!
そんな時の裏ワザ!!!
種無し、皮なしのブドウの缶詰があります。
それも、缶切り不要。アルミの蓋をめくるだけ。
ほとんどのスペイン人は、大晦日の夜のテレビ(ゆく年くる年のような)の放送を見ながら、鐘の音を聞きながらブドウを食べます。
毎年、テレビの中継が行われるのが、マドリッドのソル広場。
たくさんの人で、ごったがえします。
私も、2回ほど行った事がありますが、早めに行かないと、広場に入れない状態です。
人の多さは、ラッシュアワー時間の電車の中のようです。
花火があがったり、ステージでショーみたいなものが行われたり、とても楽しめます。
ただ気をつけてほしいのが、スリがたくさんいます。
初めて行ったときは、私は財布を盗まれ、友人はカメラを盗まれました。
2回目は、財布やバックは持っていかなかったのですが、ポケットに入っていたタバコを盗まれました。
お金や貴重品は、首からつるした入れ物の中に入れて、洋服の中の中にしまいましょう。
それから、カウントダウンが終わったとき、みんなで
「Feliz año nuevo(フェリス アニョ ヌエボ)」あけましておめでとう
と言いながら、頬キッスします。知らない人同士もです。
あなたも、頬キッスをされるかも。心の準備を!
グラナダでは、市庁舎前の広場にみんな集まって、カウントダウンをします。
ここでも、イベントが行われます。
大晦日をグラナダで過ごす方は、行ってみて下さい。
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