【タイ】2017年、タイ観光・喪服モードはどうなる?
皆様、こんにちは。バンコク在住のトラベルブロガーMAYAです。今年もどうぞよろしくお願い致します。
今回の記事では、昨年国中を揺るがす出来事であった2016年10月の王様死去後、タイがどのようになったか。また2017年はどのようなことが予想されるかについて、書いてみたいと思います。
2016年12月、新国王が即位。
10月13日、プミポン国王の死去後、国中が喪に服しました。国民たちは黒い服を身にまとい、エンターテインメント色の強いイベントは中止になるなど、特に王様死後一か月は強い自粛モードが続きました。
12月に入り、皇太子が新国王に即位。その辺りから徐々に喪中の雰囲気も和らいでいった印象です。ただし12月初旬のモーターショーは開催されたものの、車の予約販売状況はいまだ改善を見ず。
ここ数年、経済低迷が問題視され車の国内販売も伸び悩んでいたタイ。国民の消費心理はさらに冷えているということでしょう。一方、いま需要のある黒服の業者は不当な高値を付けて問題になるなどの事態も発生しました。
年末年始のバンコク
12月15日~年末にかけて、消費を促すための税還付キャンペーンなども打ち出されました。2015年末も消費促進のために実施された制度ですが、今回は特に王様死去の影響もかんがみた措置と思われます。
また毎年恒例の年末行事でもあった川沿いエリアその他でのカウントダウン年越し花火は中止となり、とても静かなお正月を迎えることに。これを楽しみに訪問していた観光者にとっては少し残念な年越しとなってしまいました。
2017年はどうなる?
2017年が始まってからは、街中で色物の服を着ている人はさらに増えた印象です。ただしよく見ると、そういった人たちは外国人であったりして、現地タイ人は今年も引き続き白黒服を中心に着る心構えでいる印象です。
また、色物服を着るときに身に付ける黒リボンや腕章も、【ファッション化】が進んでいます。タイ人ならいくつか持っていて当たり前の世界になっている様子。私たち現地に住む日本人も、引き続き空気を読んで白黒を貫いている人が多く、正直派手な色の服を着るのはいまだに勇気が要ります。
政府からの発表でもない限り、なかなか服装の変化は時間がかかりそうです。一部の噂では約1年間(2017年10月まで)続くと言われています。
ただしタイの人々の様子は2016年中より、心なしか表情に明るさを取り戻しているようにも感じます。前回も書きました通り、タイ観光庁はこのような国内が喪に服している状態であっても、引き続き観光者には訪タイしてほしいと願っています。
テロのリスクはありますか?
2017年もタイにおけるテロの可能性は100%払しょくできてはいません。(テロという意味ではタイに限らず、どこにいてもリスクはあります。タイのリスクレベルが落ち着いているかというと、そうは言い切れないという意味も含みます)年末年始は特に大きな事件は起こりませんでした。ニュースや報道などで継続的に最新情報をご確認下さい。
引き続き、私のブログでも折を見てタイ・バンコクの様子をお届けしたいと思います。
MAYA@バンコク
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