【カンボジア一人旅5】ここからアンコールワット遺跡群の歴史は始まった!「ロリュオス遺跡群」
アンコールワットやベンメリアといった人気の遺跡観光ツアーのオマケ的存在としてツアーに組み込まれていることが多い「ロリュオス遺跡群」しかし、こちらはアンコールワットよりさらに古い歴史を持ち、アンコール王朝の繁栄の基礎を築いた場所。他の遺跡に比べ華やかには欠けますが、ロリュオス遺跡抜きにカンボジアの古代歴史を語ることはできない重要な遺跡です。
ロリュオス遺跡群 Roluos Group
シェムリアップ市内から約15キロ離れたところに位置し、トゥクトゥクで30分ほどで到着。アンコールワットやアンコールトムといった有名どころの遺跡よりも古い時代の遺跡。アンコール王朝はここから都市計画が始まり8~9世紀に栄えていた王都ハリハラーラが在ったとされるエリアです。
バコン、プリア・コー、ロレイの3つの遺跡を周るツアーが多いのですが、そのほか同エリアにトトントガイ、トラッピアン・ポン、プラサット・プレイモンティという遺跡も点在しています。
プリア・コー Preah Ko
インドラバルマン1世により879年建立されたアンコール王朝最古のヒンズー教寺院。プリア・コーとは「聖なる牛」という意。アンコール王朝の創始者ジャヤバルマン2世を供養するために造営されました。特徴的な6基の祠堂からなる遺跡です。
太古の昔に刻まれた古代文字。ロリュオス遺跡群はアンコールワットのような華やかさはないのですが、ドラゴンクエストの世界観と類似していると感じるのは私だけでしょうか。
バコン Bakong
インドラバルマン1世により881年に建立されたアンコール朝時代初のピラミッド型寺院・ロリュオス遺跡群の中で最大規模を誇る遺跡です。
遺跡全般に言えることですが、階段が急です。遺跡めぐりは運動不足解消には持ってこいのアクティビティですね。
ロリュオス遺跡群は同じエリアに小規模の遺跡が点在していますので、遺跡間の移動もそれほどありません。観光客も比較的少ないのでレリーフに刻まれた芸術作品や石版に刻まれた古代文字などじっくり見たい方はぜひ訪れて頂きたい遺跡群です。
名前 | 【カンボジア一人旅5】ここからアンコールワット遺跡群の歴史は始まった!「ロリュオス遺跡群」 |
---|