北米旅行中に気を付けたい”国内時差”と”サマータイム”
海外旅行に行くときに”時差”を気にするのは当たり前ですが、
日本に住んでいるとついつい忘れがちなのが、「国内の時差」。
え!?同じ国の中で時差があるの!?
って思っちゃいますよね。
特に国内時差に気を付けたい国
・ロシア:9区分
・カナダ:6区分
・アメリカ:本土だけで4区分(アラスカとハワイを含めると6区分)
・オーストラリア:3区分
の4ヶ国!
他にも、海外領土を含めると時差がある国はありますが、両方を一度に訪れることは少ないと思いますので、それほど気にすることはありません。
逆に、国土が広いのに時差がなくてビックリするのが、中国です。
カナダ旅行中に気を付けたい時差
良く一緒に周りがちな
・トロント、オタワ、モントリオール、ケベック:時差ナシなので問題ナシ!
・ナイアガラとトロント、ナイアガラとニューヨーク:時差ナシなので問題ナシ!
気を付けたいのは、
・バンクーバーとカルガリー、バンフ、イエローナイフ:時差1時間あります!
・カナディアンロッキーとナイアガラ:時差2時間!
・シカゴとトロント:時差1時間!
まぁ、カナダ国内の時差は、主に飛行機移動を伴うので、そんなに恐れることはないです。
怖いのはお次のアメリカです!
アメリカ旅行中に気を付けたい時差
気を付けていただきたいのは、なんと言っても”グランドサークル”です!
グランドサークルはいくつもの州をまたぐのでそれだけでも要注意なのですが、
その上、厄介なのがサマータイム。
サマータイムはアメリカではアメリカではDaylight Saving Time(略してDST)と呼ばれており、毎年3月の第2日曜日午前2時から11月の第1日曜日午前2時までとなっています。
通常は上の画像のような時差マップしか見ないので気づきませんが、サマータイム時の時差マップを検索すると下記のような地図が出てきます。
斜線部分、なんと、ハワイ州とアリゾナ州のみ、サマータイムを採用していないのです!
なので、本来同じタイムゾーンであるアリゾナ州とユタ州は、夏の間だけ1時間時差が発生します。
さらに厄介なのが、ナバホ自治区(Navaho Nation)と呼ばれる先住民自治区はサマータイムを採用しているということ。
ナバホ自治区は、ユタ、コロラド、ニューメキシコ、アリゾナ州の4州にまたがっており、特にアリゾナ州においては、ナバホ自治区がドーナツ状になっています。
なので、1歩足を踏み入れたら突然時差が1時間ある、なんていうことが起こりうるのです。
アリゾナ州内のナバホ自治区には、グランドサークル観光には欠かせない“モニュメントバレー”や”アンテロープキャニオン”があります。
さすがのiPhoneもそこまでうまく対応できていないようで、私もアンテロープキャニオンで1時間間違ってしまい、ツアーを予約していたのに大変でした。私以外にも、時間を間違えている方がけっこういましたので、皆さん、現地時間はよくよく確認しましょう。
下記、要注意ポイントです。
・サマータイム時のユタ州とアリゾナ州の時差:1時間
・サマータイム時のアリゾナ州内のナバホ自治区とそれ以外との時差:1時間
・ラスベガス(ネバダ州)とアリゾナ州は本来時差1時間だけれど、サマータイム時は時差ナシ!
・通常時のラスベガスと、ユタ州・アリゾナ州の時差:1時間
書いているだけでもややこしい~~!!
いかがだったでしょうか。
国内で時差があるって、大変ですね!
名前 | 北米旅行中に気を付けたい”国内時差”と”サマータイム” |
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