ジャカルタに来たら南国フルーツを食べてみよう

雨季のジャカルタは美味しい南国フルーツでいっぱいになります。

今日は日本ではなかなか食べられないフルーツをご紹介します。

ジュルック・マナラギ

６月ごろが旬のフルーツです。

ジュルック・バリ(日本で言うザボン)なら聞いた事がある人もいるのではないでしょうか。

ジュルック・マナラギはジュルック・バリより旬が短く

旬以外には出回らないフルーツです。

厚い皮を剥き、包丁でザックリ切ります。

指で割くのは難しいです。

ジュルックマナラギ（ハンドボールくらいの大きさ)

果肉はピンクと黄色のグラデーション

味は、グレープフルーツから酸味と苦味を取って甘さも若干控えめにした感じです。

1玉Rp20,000(171円)で果物としてもお得な価格帯。

スーパーよりもパサール(市場)で買うのがおすすめです。

ジュルックマナラギ

ランブータン

インドネシア語のRambut(髪の毛)が名前の由来だそうです。

確かに見た目は髪の毛が生えているみたい・・・

旬は2月頃で赤ければ赤いほど甘いです。

味は甘めのライチという感じ。

食感もやはりライチに近いです。

ランブータン

ロンガン(龍眼)

最初見た時は小さい芋かと思いました。

これもれっきとしたフルーツです。

同じくライチのような食感ですが、小さな実の割に大きな種があるため可食部が少ないです。

ロンガン

ドラゴンフルーツ

果肉は赤と白がありますが、おすすめは赤。

我が家では週に1度は食べています。

1個Rp10,000(85円)台で食べられるのが魅力的です。

この赤色にはベタシアニンというポリフェノールの一種が多く含まれています。

この物質には強い抗酸化作用がありがんを抑制すると言われているそうです。

ドラゴンフルーツ

サラック

英語名でスネークフルーツと言うそうで、表面は蛇の鱗のようです。

サラック

ちょっと違和感のある臭いがします。

例えるならば、納豆の臭い・・・

皮はペラペラでパリパリと手で簡単に剥けます。

果肉は見た目も手触りもニンニクのようです。

味は納豆の香りがするリンゴとでも言えば良いでしょうか。

こちらで売られているサラックはほとんどがバリ産で渋みやエグミが強いとのことです。

ただ、ジャワ産のサラックマドゥやサラックグラという種類は驚くほど美味しいとか・・・

ジャワ産サラックに出会ったら、是非1度食べてみてください！

サラックの中身

マンゴスチン

果物の女王と言われているマンゴスチン。

旬は2月頃です。

果肉はとても柔らかくジューシーで甘い果汁が口の中いっぱいに広がります。

南国フルーツ独特の臭みも無く、後味も良く、フルーツの女王と言わていれる事にも納得です。

カリウム・マグネシウム・亜鉛、ミネラル・ビタミンＢ１・食物繊維を含んでいて栄養満点です！

果物の女王マンゴスチン

ドリアン

マンゴスチンが女王なら、ドリアンは果物の王様。

雨季が旬です。

栄養素も豊富で貧血予防や疲労回復に効果があると言われています。

しかし、とにかく臭いが強烈です。

ガス漏れと勘違いするほどの臭気。

ドリアンを取り扱っているスーパーは入口からその存在がわかるほどの臭気に満ちています。

ジューシーさは無く例えていうなれば食感はバナナ、味はチーズケーキです。

食感よりも味よりも臭気にノックアウトされた私は1度きりしか食べていません。

この臭気に打ち勝つことができると、ドリアンの美味しさに目覚めてしまう

そんな魅惑のフルーツです。

ドリアン

ドリアンパックからは強烈な香りが・・・

南国フルーツは栄養価の高い物ばかり。

日本ではなかなか味わえないエキゾチックな味を是非お試しあれ！

※日本円は本日(2016/03/17)のレート1円＝116.99ルピアで計算しています