クライストチャーチの市中心部に行くなら、やっぱりココ！

初めまして。ニュージーランドの南島に位置する都市・クライストチャーチに在住のMegです。これから、クライストチャーチを中心としたニュージーランドの情報、お勧めスポットなどをお届けしていきたいと思っています。

さて、クライストチャーチと言えば、やはり記憶に新しいのが、日本でも大きく報道された2011年2月の大地震。それまで、ガーデン・シティーと呼ばれるほど美しかった街並みも、地震による被害を受け、街のシンボル、クライストチャーチ大聖堂も一部崩壊し、再建は難しい状態となってしまいました。

あれから、早5年。ニュージーランド南島に観光に訪れる人たちの多くが、クライストチャーチを素通り、または軽く1日観光するだけで、マウント・クックやクイーンズタウンなどの観光地へと向かってしまいます。でも、クライストチャーチやその周辺地域にもまだまだ魅力的な場所がいっぱいあるんですよ。

復興中のシティーにおける観光の目玉、Re:START

今日ご紹介するのは、そんなお勧めスポットの１つ、地震の後に、貨物輸送用のコンテナを利用して作られたショッピング・モール、Re:STARTです。地震後、比較的早い段階から、復興への第一歩として始まったこのショッピング・モール、コンテナでできているという性質上移動も可能なため、復興の段階で少し場所が変わったりしつつも、順調に店舗数を増やし、お天気の良い週末には多くの人で賑わっています。

場所は市の中心部を南北に抜けるColombo StreetとDurham Street、そして東西に抜けるCashel StreetとLichfield Street、この4つの通りに囲まれた場所。周辺はまだまだ復興関係の工事が多く行われており、道路の通行状況も日々変わりますが、地震のため更地になった場所を利用したコインパーキングが多くあるため、車で来ても駐車に困ることはありません。また、新しくなったバス・エクスチェンジ(バスの大型ターミナル)もすぐそば。

お店の種類としては、服飾関係や雑貨、観光客向けのお土産屋さんや観光案内所、ラグビー関連商品のお店、カフェなど。これらはすべて、コンテナ型の店舗ですが、それ以外に、食べ物屋さんの屋台、雑貨や小物を扱う露店も軒を連ねているので、屋台で買ったものを食べながら、ぶらぶらと露店を見て、お土産に良さそうなものを探すのもいいですね。

また、Quake cityという、クライストチャーチ地震について知ることができるアトラクションもあるので、興味のある方はぜひ。入場料が大人20ドルとちょっと高めですが、カンタベリー博物館監修の、多感覚型アトラクションと謳われています。

さて、ここでランチを食べるなら、ぜひお勧めしたいのが、こちらの２つ。

１つ目は、DIMITRIS SOUVALAKI & YEEROSのSouvalaki(スブラキ)。スブラキはギリシャ発祥のファーストフードで、本来はトルコのケバブのように串焼きにしたお肉のことを指すようですが、クライストチャーチでスブラキと言えばこのお肉を、たっぷりの生野菜と一緒にピタブレッドで包んでソースをかけたもの。ここではチキンとラムが選べますが、断然、ラムがお勧め。ちょっとスパイシーな香辛料のせいか、ラム特有のクセもなく、柔らかくてジューシー。かなりのボリュームで、お腹いっぱいになりますが、食べづらいのが玉にキズ、といったところでしょうか。

そして、２つ目はこちら。

BASE WOODFIRED PIZZASのピザは、その店名の通り、400℃の薪オーブンで一気に焼き上げた、焦げ目の香ばしさが自慢のピザのお店。ランチサイズはちょっと小ぶりながらも、10ドルとお手頃価格。

どちらのお店も週末のランチタイムには行列ができるほどの人気なので、早めの時間のお出かけをお勧めします。

その他にも、周辺の通りでは週末になるとストリート・パフォーマンスをする人が出ていたり、すぐ側をクライストチャーチ名物のトラム(路面電車)が通ったり、と外国のマーケットならではの雰囲気を存分に楽しめること間違いなし。ちょっと高級志向の方へのお土産探しには、すぐ隣に店を構えるクライストチャーチ唯一のデパート、VALLANTYNESがお勧め。

Re:START

住所: 114 Cashel Street, Christchurch

営業時間: 月〜金 10:00am-5:30pm、土日&祝日 10:00am-5:00pm

Web: http://restart.org.nz/

地元客で賑わうSouth City Shopping Centre

また、Colombo Streetを南へ5分ほど歩いていけば、地元客で賑わうSouth City Shopping Centreも。服飾品のお店のほか、New Worldというスーパーマーケットや、the warehouseという 日本で言うホームセンター的なお店、フードコートや本屋さん、2ドルショップ(日本で言う100円ショップ)などが入っています。また、the warehouseの手前には、Japanz Bakery(じゃぱんぱん)という日本のパン屋さんが。翌日の朝食用や移動日のランチ用に、食べ慣れた日本の味はいかがでしょうか。パン屋さん近くのエントランス横にあるTease Meという紅茶専門店では、日本でも一時期流行った、タピオカティーも。種類も色々あって、なかなかお勧めですよ。

South City Shopping Centre

住所: 555 Colombo Street, Christchurch

営業時間: 月〜土 9:00am-6:00pm、日 10:00am-5:00pm

Web: http://www.southcity.co.nz/