オーストラリアのサマータイム制度 4月第一日曜日に夏時間が終わります。
オーストラリアの一部の州はサマータイム制度を導入しています。英語ではDay Light Savingと呼ばれ、日の長くなる夏の間、時計の針を1時間進めて、太陽光のある時間を有効利用しよう、というもの。
今回は日本では馴染みの薄いサマータイム制度についてお伝えしたいと思います。
オーストラリアでサマータイムが実施されている州
- ニューサウスウェールズ州 (シドニー)
- ビクトリア州 (メルボルン)
- 南オーストラリア州 (アデレード)
- オーストラリア首都特地域(キャンベラ)
- タスマニア州(ホバート、ロセンストン)
※西オーストラリア州、クイーンズランド州、ノーザンテリトリー州ではサマータイムを実施していません。観光客に人気のパース、ケアンズ、ゴールドコースト、ダーウィンは年間を通して日本との時差は変動しません。
サマータイムが実施される期間
毎年10月第一日曜日から翌年4月の第一日曜日までがサマータイムとなります。2016年の場合、4月3日午前3時にサマータイムが終了し、冬時間となります。4月2日の就寝前に時計の針を1時間進めておきます。そして、10月2日よりサマータイムが開始しますので、時計の針を1時間戻します。
日本との時差は?
筆者の住むシドニーはサマータイム時は日本との時差は2時間。日本時間が2時間遅れています。シドニーが20時の時、日本は18時。4月からの冬時間になると、1時間の時差となります。
そのほかの都市の時差についてはこちらのサイトでご確認ください。
夏時間、冬時間の切り替えの時期となる4月、10月にオーストラリアを旅行する方は時間をお間違いにならないようにくれぐれもご注意ください。
サマータイムが実施される州にご滞在の方は4月2日土曜日の夜に時計を1時間遅らせてから就寝することをお勧めします。
少々面倒に感じるサマータイム制度かもしれませんが、筆者は個人的には大賛成です。
夏時間の間は仕事が終わってもまだ明るく、20時近くになってようやく日が落ちる生活はちょっと得した気分になります。
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