【タイ】国中がお祭り騒ぎ！水掛け放題の「ソンクラン祭り」を120％楽しむ方法
みなさま、こんにちは。バンコク在住のトラベルブロガーMAYAです。
タイで最も盛り上がるお祭りといえば「旧正月ソンクラン・フェスティバル」。通称「水掛け祭り」とも言われ、この期間は街中誰でも水をかけられてしまうという世にも恐ろしい（！）お祭りです。実はそのハチャメチャぶりが外国人観光客にも大人気！今回はそんな「ソンクラン祭り」についてご紹介します。
ソンクランって何？
そもそも「ソンクラン」とは「タイの旧正月」のこと。毎年4月13日から15日までの3日間で、タイ全土が祝日になります。「水掛け祭り」があまりにも強烈かつ有名になってしまったため、本来の旧正月祭りの意味が忘れられつつあるのですが、そもそも「ソンクラン」って何なのでしょう？
出典：https://www.pinterest.com/explore/songkran-festival-954034743924/
もともと、正月であったため、帰郷の時期と言う意味合いが強い。また、連休であることや都会に出ていた家族が戻ってくることなどから一家総出での旅行も少なからず行われる。このため、国内の交通や観光地の宿泊施設は飽和状態になる。一方、商店やオフィスも閉じるため、通常日に賑わっているところは閑散とする。基本的には、仏像や仏塔に水をかけてお清めをしたり、家族の年長者の手に水をかけお清めをし、相手に敬意を示す。また、家の大掃除も行われることがある。
なるほどウィキペディアによると、日本のお盆と正月を足して2で割ったような祝日が起源のようです。
なぜ、水を掛け合うの？
出典：http://www.bangkoktourist.com/site/ja/songkran-festival/
もともとは身体を清める仏教の意味からスタートした水掛け。ところが4月は最も暑い時期ということもあり、今ではタイの若者たちや外国人を中心に過激な水掛け祭りに変貌しているんです。
出典：http://www.asyarehberi.com/category/festivaller/songkran-tayland
4月13日から15日の3日間は水鉄砲を持参して、「ソンクラン参戦」する人が大通りに集結！バンコクで最もにぎわうのはシーロム通りと言われています。参戦者は現地タイ人だけではなく、この祭りに参加するだけのためにやってくる外国人観光客も多いのです。
出典：http://www.thaivisa.com/forum/topic/547251-songkran-festival-soaked-and-loving-it/
この時期タイにいる以上、水掛けからはどこに行っても逃れられません！参加するつもりがなくても、外を出歩けば、水をかけられます（笑）。また水をかけられても文句を言ってはいけないのです。
出典：https://visualbanquet.wordpress.com/tag/Songkran/
例えば、家の前までホースを延長させて道行く人や車に大量の水をかけたりもアリ。トラックに乗って水掛け遠征！？もちろんアリ。ちなみに国内で水掛け祭りが一番激しいところは北部チェンマイだそうです。
ソンクランを楽しむためには？
実はこの「水掛け祭り」、バンコク在住日本人の中では苦手な人も多く、この時期は必ず国外脱出！と決めている人もいるほど。確かに、掛けられる水はきれいな水とは限りません！タイにいてどうしても水掛けを避けたい場合は①車のみで移動する②家やホテルなどの部屋から一歩も出ない！を徹底するしかありません。
出典：https://visualbanquet.wordpress.com/tag/Songkran/
しかし、これは所詮「お祭り」なのです。ソンクランは家族・友人はもちろん、見知らぬ人とのコミュニケーションをも楽しむのが目的。そう考えれば、これぞ自由でおおらかなタイ文化ではないか？とすら思います。この時期は「現地に倣え」で、水を掛けられてもかまわない格好で歩くのがマナーなのかも。
参戦するなら、必須アイテムはこれだ！
ソンクラン参戦する人の必需品は例えばこんなアイテムです。防水アイテムたちと、いかに手ぶら参戦できるかがポイントになります。
- 水鉄砲（スーパーなどで売っています）
- 携帯防水ケース（手ぶらになる首から下げるタイプ、こちらに少額の現金を入れる人も）
- 防水用メガネ（またはゴーグル・サングラス）
- アロハシャツ（一応ソンクラン公式ファッションです＾＾）
いかがでしたでしょうか？
今回は国中で盛り上がるソンクラン祭りをご紹介しました。我が家も今年はタイ国内ビーチで有名なあの島で、娘が参戦予定？！です。
ところで今年は水不足から、政府が「ソンクランの水掛けは水量控えめで」というお達しが出したそうです。参戦派は全ておかまいなしに楽しむからこそ、ソンクラン！という感じもしますが・・・。今年のソンクランは始まったばかり！どんな3日間になるのでしょうか？
それでは、また。
MAYA＠バンコク
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