マレーシアのローカルフード~スープヌードルいろいろ
前回までの記事で、パンミーやワンタンミーなど、マレーシアでよく食べられているヌードル
をご紹介しましたが、実はそれ以外にもまだまだいろんな麺類があるのです。
ということで、前編後編の2つに分けてここで一挙にご紹介!
これだけ色々な種類があれば、きっとあなたのお気に入りのヌードルも見つかるのではないで
しょうか?
まずは前編、スープヌードルから。
カリーミー
ココナッツミルク入りのカレースープヌードルです。
スパイシーだけどとてもまろやかな味わいで、辛党の人なら絶対にはまってしまう美味しさ。
麺の種類を選べるお店もありますが、私的にはイエローミーと呼ばれる卵麺がおすすめです。
イーミー
実はイーミーというのは、中に入っている麺の種類のこと。
麺を一度油で揚げてあるので、歯ごたえがあって香ばしく、とても食べやすいヌードルです。
一説によると日本でおなじみのチキンラーメンは、このイーミーをもとに開発されたものなの
だとか。
どうりで日本人にもなじみのある味わいなのも、うなずけますね。
フィッシュヘッドヌードル
こちらは名前のとおり、魚の頭でスープのだしを取ったヌードルです。
魚の頭と聞くとちょっと生臭そうな気がするかもしれませんが、臭みなどは全くなく、まるで
豚骨ラーメンのようなコクとまろやかさ。
魚の唐揚げが乗っていることが多いのですが、骨付きなので食べるときにはご注意下さいね。
写真はエバミルク入りのものですが、お店によってはミルクの入らないクリアタイプのものも
あるようです。
プロウンミー
プロウン=海老でだしを取ったヌードルです。
濃厚な海老の風味とスパイスが絶妙に合わさって、何とも言えないエスニックな味わい。
口いっぱいに広がる海老の旨みは、海老好きにはたまらない美味しさです。
アッサムラクサ
アッサムラクサ(ペナンラクサ)は、ニョニャ料理を代表する麺料理。
酸味のあるタマリンジュースや唐辛子、ハーブなどを加えた魚だしのスープに、米粉とタピオ
カ粉を混ぜた、つるんとしたのど越しの麺が入っています。
かなり魚の香りが強いうえに、具にはパイナップルやキュウリ、生の玉ねぎなどが入っている
ので、初めて食べた時には抵抗を感じるかもしれませんが、何度か食べているうちにはまって
しまう人も、少なくありません。
ラクサには他にも、ニョニャラクサ・サラワクラクサ、シンガポールラクサなどがありますが、
こちらはカレーベースの全く違ったヌードルになります。
後編は、フライドヌードル編。
こちらは来週早々の更新予定ですので、お楽しみに!
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