旅がもっと楽しくなる。バリ島クッキングクラス

バリ島の年間平均気温は28度、この熱帯モンスーン気候の中で健康を維持するために、スパイスやハーブはなくてはならないもの。どの家庭でも料理にスパイスやハーブをふんだんに使います。
そのため、バリ島のあらゆるスーパーマーケット、市場、お土産物店でもたくさんのスパイスやハーブが売られています。
独特の香りがするもの、珍しい形のもの、生のもの、乾燥したもの、粉末のもの‥‥。
これらバリ島料理に欠かせないスパイスやハーブを使ったクッキングクラスをご紹介します。

バリ島中部の町ウブド。地元では「知らない人がいない」という和食の有名店「影武者」（Jl. Raya Nyuh Kuning, Ubud, Gianyar, Bal）がクッキングクラスの会場です。
主催するのはバリ島在住26年の佐藤由美さん。「影武者」のオーナーでもある彼女は、バリニーズと結婚し、「お姑さんからバリ島料理を教わった」とおっしゃる、たいへん努力家の女性です。

クラスはまず、バリ島の餅菓子をいただきながら、スパイスについてのレクチャーを受けます。

ベーシックスパイス、根茎類、種、ハーブの４つのカテゴリーに分け、バリ島での名前、和名、インドネシア名、英語の名前、学名、効果効能、どんな料理にどのように使われているか、料理以外にはどのように使われているかなどを、由美さんがわかりやすく説明してくれます。「影武者」の庭に生えているハーブは実際に摘んで、フレッシュな香りや色、形を体験します。

そしていよいよクッキングです。

この日は揚げたチキンのサンバル・トマト和え、いんげんのココナッツソース和え、地元バリ島では「サテ」と呼ばれるつくねの串焼きを作りました。料理はどれもバリ島伝統の家庭料理。素朴な味わいですが、こんなにもたくさんのスパイスを使い、そして手間がかかるものなのか、と驚きます。
完成した料理は参加者全員でにぎやかにいただきます。

食を通じてバリ島の魅力を知り、旅がもっと楽しくなることうけあいです。

Have a beautiful day!

クッキングクラスの詳細はホームページから。

http://www.dapurbali.com/contents/school2007.html