子供と楽しむ♪ボタニック・ガーデン 『クライストチャーチのハグレーパーク内』
前回の記事、“ボタニック・ガーデンで散策を楽しむ[クライストチャーチのハグレーパーク内]”にて、ボタニック・ガーデンのお勧めスポットや見所をご紹介してきましたが、今回は、子供と一緒に楽しめること、お勧めスポットをお伝えしていきたいと思います。
なにしろ、このボタニック・ガーデンは広大。めいっぱい走り回れる広い芝生だけでも、小さな子供達にとっては十分魅力的ですが、ここには、もっともっと子供達が楽しめるスポットがたくさん詰まっているのです。
ちなみにgoogle mapではボタニック・ガーデン内の詳細な表示がありませんでしたので、この記事内での場所の説明(場所の名称など)はこちらの、ボタニック・ガーデン内マップをご参照下さい。
小さな子供達に大人気。プレイグラウンド&パドリングプール
カンタベリー博物館の脇にある正面ゲートからでなく、Armagh Streetからそのままノースハグレーパーク内に進んだところにある駐車場に車を停めて、エイボン川を渡る小さな橋(Armagh Footbridge)を渡ってボタニック・ガーデン内に入ると、プレイグラウンドとパドリングプールはすぐそば。
橋を渡ると正面に丸い形の花壇と、今は使われていないカフェの建物が目に入りますが、そのすぐ右奥です。
パドリングプールとは、小さい子向けの水浴び場で、泳ぐようなプールではありません。使用できるのは夏のみ。
すぐそばのトイレには脱衣スペースも併設されているので、便利です。
また、すぐそばにはダック・カフェというアイスクリームやコーヒー、ちょっとした軽食が売っているお店があるので、天気のいい日にはそこかしこにアイスクリームを片手に散策する人の姿が。
子供の冒険心をくすぐる! ちょっと登ってみたくなるような木がいっぱい
プレイグラウンドやパドリングプールではちょっと満足できないお年頃の子供達にも大人気なのが、ボタニック・ガーデン内にいくつも見つけることができる、思わず登ってみたくなるような大きな木。
中でも一番人気は、正面ゲートから入ってすぐのArmstrong Lawnにある、こちらの木。外から見ると、一見、なんの変哲もない、ただの大きな木にしか見えないのですが…
枝の隙間から中に入ってみてビックリ。まるで秘密の隠れ家のような空間が広がっています。
適度な角度で張り出した枝の数々は、まさに木登りにうってつけ。
天気のいい週末には、子供達が途切れることなく訪れ、なかなかの混雑ぶり。下の方の、特に登られる頻度が高いであろう場所は、摩擦でいい具合の光沢が出ています。
また、ビジターセンターのすぐ向かいにある、こちらの大木もまた、常に子供達が群がる人気の木登りスポット。
幹と幹との間によじ登った子供の写真を撮っている親子連れが多く見られる場所です。
そして、最後のお勧め木登りスポットは、こちら。
Water GardenとNew Zealand Icon Gardenの間くらいにあり、ちょっと見つけにくいかもしれませんが、私の中ではイチオシ。
なぜなら、この木、枝がブランコのようにしなるので、木登りだけでなく、枝に座ったりぶら下がったりして、ゆらゆらと揺らして楽しむこともできるから。
そのしなり具合と言ったら、枝が折れてしまわないか心配になるほど。子供だけでなく、大人も結構一緒に楽しめるスポットだと思います。
ビジターセンター内の展示を見学する
プレイグラウンドや木登りでちょっと疲れたら、ビジターセンター内のカフェでちょっと休憩してはいかがでしょうか。
場所柄、子連れ客も比較的多いので、よっぽどうるさくない限り問題ないとは思いますが、気になるようなら外席の方がちょっとくらい子供が騒いでも、安心かもしれませんね。
また、ビジターセンター内の展示スペースを一緒に見てみても。
カンタベリー地方やクラストチャーチ市の植物やガーデニングに関する展示がしてあり、スペース的にはこじんまりとしていますが、松ぼっくりや木の葉などを拡大鏡で画面に大きく映して観察できたり、実際に子供も触って楽しめるような展示がいくつかあるので、子供でも退屈せずに楽しめると思います。
同じ建物内にギフトショップが併設されているので、お父さんと子供達が展示スペースを見ている間にお母さんはギフトショップをゆっくり、というのも有りですね。
トレジャー・ハント(宝探し)を楽しむ
ボタニック・ガーデンでは、スクール・ホリデー中などによく、トレジャー・ハント(宝探し)の無料イベントを開催しています。
この期間中には、園内にも案内の表示がされており、ビジターセンターでトレジャー・ハント用のマップを無料で配布しています。
以前は鉛筆も貸してくれましたが、今は貸し出しがなくなったので、何か書くものを用意しておくと便利だと思います。
宝探し、とは言っても、特別な景品が用意されているわけではなく、ここで集める“宝”は、松ぼっくりやどんぐり、ちょっと変わった形の葉っぱなど、園内に落ちているものばかり。子供達が楽しみながら植物に触れ合うことができるようなイベントになっているのです。
こちらは、前回のスクールホリデー中(4月)に行われていたトレジャー・ハントのマップ。小冊子になっていて、指示に従って、木の実や葉っぱなどを集めていき、最終的にはそれらの集めたもので小舟を作り、園内の池に浮かべる、というものでした。
ちなみに、スクールホリデー期間中以外でも、簡易版ではありますが、ウェブ上に常にフリーのトレジャー・マップが載っている(季節ごとに内容が変わる)ので、これをプリントアウトしていけば(またはスマホなどで直接開いても)、いつでもトレジャー・ハントが楽しめます。
トレジャー・マップはこちらのページから→Family Treasure Hunt
いかがでしたでしょうか。植物園と聞くと、ちょっと子供には退屈かもしれない、と思われがちですが、ここ、クライストチャーチのボタニック・ガーデンでしたら、親子共に楽しめること間違いなし。ぜひ、お天気のいい日を選んで、一度足を運んでみては如何でしょうか。
名前 | 子供と楽しむ♪ボタニック・ガーデン 『クライストチャーチのハグレーパーク内』 |
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