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これが香港の社交の場 @ Room to Read
香港在住の友人にお誘いいただいて、香港にてチャリティーガラに参加することに。
Room to Readというチャリティー団体主催のファンドレイズパーティーで、発展途上国の子ども達の識字能力と教育における男女の平等へのサポートを目的とした会です。
ドレスコードはフォーマルカクテル。
うーーん、こちらはフォーマルでもカクテルドレスでもどちらでも大丈夫ということのようです。
というわけで、今回はカクテルドレスで参加することに。
会場は香港島のフォーシーズンズのボールルームで行われたのですが、このチャリティーイベントのすごいところは、会場、お食事、賞品など提供されるすべてのものはスポンサーとして集め、テーブル代を含む、寄付金はすべて活動のために使われるということ。
たくさんのお金を集めても、このパーティーを運営するために使われてしまったら、本来の目的に全くなりませんからね。
しかし、実に豪華な夜です。
スポンサーワインだけでも、かなりの数で、お料理にペアリングしてサーブされます。
こんなに豪勢に振る舞うくらいなら、その分寄付に回して貰えばいいのにという声が聞こえてきそうですが、チャリティー文化が浸透している欧米とはここに感覚の違いがあるよう。
やはりこの会に参加している皆さんも貢献を目的として参加をしているので、手厚いサービスを受ければ、それ以上に見合った分の貢献をしようという心理を狙ったうえのもの。
そして、スポンサー企業としては、今後もいい客さんになってくれるであろう層に自社の商品をお披露目したいというウィンウィンの形ゆえに多くの提供があります。
お食事中は、各自がテーブルに配られた携帯のような端末から入札できるオークションが同時進行しています。
プライベートアイランドを貸し切っての旅であったり、アートバーゼルマイアミへのVIPパス、ゴージャスなワインセラーなどなど、こちらも寄付された賞品がリストになっています。
入札金額は端末から自分のカードを挿入して入力すると、瞬時に反映され、会場のスクリーンに最新金額がアップデイトされます。
魅力的な賞品もたくさんですが、本来の価値以上の金額でビットされているところはさすがです。
パーティー終盤には、このプログラムで実際にサポートを受けた女性ゲストのスピーチもありました。
活動の意義を再度参加者に伝えた上で、いよいよライブオークションの開始です。
ライブの賞品は驚くような品々が集まっています。
なかでも、最高値がついたのは、来年上海にオープンするホテルのオープニング前にホテル一棟を貸切利用できる権利。
なんとそのお値段、日本円で1000万円以上!
日本でもいろいろなチャリティーガラには参加したことがありますが、オークション文化が浅いことと、シャイな国民性のせいか大人しめな数字に収まることが多いのですが、香港ではそんな雰囲気は全く感じさせられません。
大盛況のオークションが一巡し、最後は純粋な寄付パッケージの紹介。
オークションの価格はみるみる手が届かない金額にまで跳ね上がってしまったので、私も出来る範囲で貢献。
寄付金に応じて、実際にどれくらいのサポートが出来るかということがわかりやく見ることができるシステム。
一番上のパッケージはUSD30,000で学校を一つ建てることができ、運営ができるというもの。
決して安い金額ではないけど、手が届かない金額でもない範囲で多くの子供達が学校に行くことができるようになる。
今回は別のパッケージでサポートしましたが、いつまでにという目標を決めて、サポートしたいなと思っています。
そして、香港のパワーを感じずにはいられなかったのは、一夜にして集まった金額!
なんと日本円でゆうに3億円を超える金額となりました。
スポンサー企業たちの豪華な演出はまさに役立っていますね。
おまけですが、初めて香港の美容院に行きました。
おばさんくさくないようにとなんども伝えたのに、なんかどことなく古めかしい髪型にされてしまったという経験。
やはり国も違えば、感性や感覚も異なるので、嗜好に関するリクエストをすんなり伝えるのはハードルがあると感じました。
好みのサロンを見つけるにはまだまだ時間がかかりそうです。。。
最後にRoom to Readの活動にご興味がありましたら、オンラインからでもサポートができます。
気になった方は、下記のリンクからチェックしてみてくださいね。
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