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Upstate New York – Part 1
7月後半〜8月にかけて、10日間ほどニューヨークに滞在しました。Tablet Hotelsを運営するTablet Inc.は、NYに本社があり、年に2回ほど出張があります。良い季節だったので、仕事前に少し休みを取って、レンタカーでハドソン川を北上し、ビーコン(Beacon)という小さな街に滞在しました。そのレポートを2回に分けてお届けします。
目的のひとつは美術館でした。2003年にオープンした「ディア・ビーコン(Dia: Beacon)」は、この街のシンボルとも言えるミュージアム。建物は、元ナビスコのパッケージ工場をリノベーションしたとあって、気持ちがいいほど広々とした造り。照明は、ほぼ自然採光でまかなわれているそう。
常設展示作品は、1960年代以降の現代アートが中心。22,000㎡という巨大な展示スペースを活かし、アーティストごとに独立した空間となっています。作者と直接相談、または原案に基づいて忠実に展示した結果だそう。ダイナミック、且つシンプルに作品が並び、目だけでなく心と体で楽しめる感覚でした。
滞在先に選んだのは、こちらも以前工場として使われていたレンガ造りの建物をリノベーションした「ザ・ラウンドハウス・アット・ビーコンフォールズ(The Roundhouse at Beacon Falls)」。なんと築200年以上! いま流行りのインダストリアル・スタイルのホテルでした。名前のとおり、ビーコン・フォールズと呼ばれる滝に面していて、夜は紫のライトアップが幻想的