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モルディブの重要な歴史を学ぶことができる博物館
こんにちは！
ここ２週間ほどとっても不安定なお天気のモルディブ北部です。泣 最近はモルディブ全土が雨雲に覆われており、どの地域も悪天候が続いているようです。シルバーウィークにはお天気が良いといいですね。
今日はモルディブの観光スポットご紹介します！
「モルディブに観光するところあるの？」と思われるかもしれませんが、少しだけならあります＾＾そのほとんどは首都マーレ島にあるので（今後ご紹介しますね！）、まずは私が住んでいるモルディブ北部にある一押しのスポットをご紹介！
モルディブ人なら誰もが知っている博物館
モルディブ最北端エリアのハーアリフ環礁、現地島のウティーム島にある「ウティーム・ガンドゥワル」です。
英語では「ウティーム・パレス」と呼ばれます。
このウティーム・ガンドゥワルはモルディブ人なら誰もが知っている博物館。
なぜ、こんな北部にある博物館が有名かというと、モルディブの英雄が暮らしていた住居をそのまま保存また一部再現している博物館だからなんです。（下の地図の赤い点がウティーム島です。）
（Google mapよりお借りしました）
その英雄とは、モハメド・タカルファーヌ(？〜１５８５）
１５５８年から１５７３年までモルディブはポルトガルの占領地でした（占領している間ポルトガルはイスラム教国であるモルディブをキリスト教国へ変えようともしたそうです）
兄弟や有志と共に８年にも及ぶ命をかけた戦いによって占領を終結させたのがこの英雄なのです。彼の栄光を讃えイスラム教歴３月１日はナショナルデイという祝日が設けられ、毎年盛大なセレモニーが開催されます。
ウティーム・ガンドゥワルは英雄モハメド・タカルファーヌの住居が博物館となったのもので、室内には当時使用された家具や調度品が展示されています。
部屋の中に展示された品々を眺めると、当時の暮らしがどのようなものだったかを物語っているよう。
博物館の敷地には３棟の建物があり、当時それぞれの建物がどのように使用されていたかも説明してもらえます。
（ウティーム・ガンドゥワルの入り口）
（ウティーム・ガンドゥワル敷地内全貌）
※室内は撮影不可なので外からの写真のみです。
この博物館は摩訶不思議なことだらけ！？
小さな博物館なので家の中を見学すればあっという間なのですが、それだけじゃないのがウティーム・ガンドゥワル。ちょっと摩訶不思議なことがあるんです。
一つ目は、開かずの扉。ある一つの扉はモハメド・タカルファーヌが住んでいた当時開かなくなり、今の今まで開けることができないのです。
現地の人曰く、いろんな方法で開けようと試みられたそうですが誰も開けることができないそう。私も開けようとしましたが、びくともしませんでした。
なぜ開かなくなったかは不明ですが、最後に扉が閉められた時の話は博物館で聞くことができますよ！
二つ目は、覗くと反転して見える穴。ある壁に空いている小さな穴から外を見てみて、と言われ見てみると全部反転して見えるんです！ただ壁に空いている穴なのに不思議でした〜。
三つ目は、誰もいないのに揺れる（らしい）ブランコ。現在でも使用されるモルディブ式のブランコ。
私たちが公園で遊ぶようなものよりも、椅子の部分が大きく広いソファのようなブランコが博物館内にも展示されています。当時からモルディブの生活にもあったのでしょうね。
現地の人曰く、そのブランコが誰もいないのに揺れることが何度もあったそうです。ウティーム島出身の人たち曰く、他にもいろんな摩訶不思議なことが起こるそうです〜
ガイドさんの案内があります。
ウティーム・ガンドゥワルに入場する時は、必ずガイドさんが同行し博物館内を案内してくれます（英語のみ）。モルディブの歴史を聞く機会は少ないと思うので、ぜひその際にはガイドさんからたくさんお話を聞いてください。上の摩訶不思議なことも教えてくれると思うので、興味がある方はぜひ質問してみてくださいね！
最北端エリアにあるためどこからでも簡単には訪れることができない博物館。
なので、この近辺（ハーアリフ環礁・ハーダール環礁）のリゾートやゲストハウスへお越しになった方はぜひとも訪れて欲しいです。
博物館だけではなく、ウティーム島自体を見て歩くのも魅力があります。英雄の歴史に関わるもの（戦いで使用された船の再現模型など）が島のいろんな所に残されていますし、個人的には島の人がとっても暖かい！モルディブ人みんな優しい人達ですが、このウティーム島の人はさらに暖かく島民同士の団結力が強いです。
英雄が生まれた島とあり、こんな団結力が育ったのかなぁと勝手に想像しています＾＾
（ウティームにあるモスク。美しいですね。そして、ウティームは常に島内が綺麗に掃除してあります。道路にゴミがない！）
アクセス情報
| 住所 | Utheemu Ganduvaru, Utheemu, Haa Alif atoll, Maldives |
| 入場料 | 一人１００ルフィヤ |
| 営業時間 | ０９：００〜１３：３０（受付終了）１４：００（閉館） |
| 定休日 | 金曜日、土曜日 |
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| 名前 | モルディブの重要な歴史を学ぶことができる博物館 |
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