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【台湾旅行記2】朝の九份、「千と千尋の神隠し」を彷彿させる阿妹茶酒館でのんびりティータイム
連日多くの観光客で賑わう台湾の観光地といえば「九份」台北市内から車で東へ1時間ほどで着く日帰り旅行にぴったりの場所です。
九份を訪れるベストタイムは夕暮れ時。街のあちこちに飾られているぼんやりと灯をともす提灯がなんともノスタルジックな雰囲気を醸し出します。
夕方から観光バスが何台も到着し混雑が激しいからという理由から私たちは朝の九份を訪れることにしました。
九份は階段での移動が多く、さらに雨の日が多い地域です。そんな中、両親を連れて混雑した人ごみの中歩くより、まだ観光客が少ない午前中にゆっくりと過ごした方がよいかと思いました。
九份への行き方
九份へは、「ツアーに参加する」「バス」「電車」「タクシー」「カーチャーター」の交通手段があります。
私たちは自分たちのペースで観光ができるカーチャーターを選びました。バスや電車に比べるとお値段は張りますが、移動時間は短縮できますし、ドライバーの方と相談して観光の時間配分を決められる自由さは魅力です。友達同士での旅行であれば公共交通機関を利用するのも旅の良い思い出になるかと思いますが、旅慣れていない両親と一緒と移動はカーチャーターが楽ちんです。
九份の街並み
基山街という商店街を散策。お土産屋、食堂、お茶屋などが軒を連ねます。
日本統治時代に建てられた建物が多く残るこの地域。日本人の琴線に触れる懐かしい風景に出会えます。
おとなしい野良犬がたくさんいました。
山間の街、九份の展望台から海が見えました。ここは雨の日がほとんどとのこと。この日も曇り空で今にも雨が降ってきそうなお天気でした。
風情のある赤い提灯。
お昼過ぎから観光客が増えてきました。
阿妹茶酒館
九份にはたくさんのお茶屋がありますが、一番有名なのがこちらの阿妹茶酒館。フォトジェニックな外観と映画「千と千尋の神隠し」を彷彿させる雰囲気が人々を魅了しています。
お店に到着したのが午前中だったため、並ばずにテーブルに案内されました。お茶屋初心者は「お茶セット」(300元)をオーダーすれば間違いありません。最初にお店の方がお茶の淹れ方を教えてくれます。
お茶菓子とお茶用のお湯、茶葉のセット。残った茶葉は袋に入れてお持ち帰りできます。
便乗商売!?
朝の九份は目立った混雑もなく、人気のお茶屋にも待ち時間なしで入れました。お店は10時頃から開いているところがほとんどなので、人混みを避けて午前中の九份観光ものんびりできてお勧めです。
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