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日本人にピッタリ! 温泉の町ブダペスト 

中欧で美しい町といえば、プラハ、ブダペストがすぐに浮かぶと思います。今日は、王宮、教会、砦、国会議事堂、それと町を覆いつくす数々の美しい建築物があふれるブダペストについてご紹介させていただきます。とはいえ、その街並みについては今回省略させていただき、日本人にとって、旅のたのしみの一つである温泉について、今回はフォーカスさせて頂くこととする。なぜなら、ブダペストは、温泉に関してはヨ―ロッパ一番で多くの個性的な浴場があるからです。

まずは、下記の写真のゲッレールト温泉。見ての通り、ハブスブルク的近代的浴場である。新古典主義のこの温泉は色鮮やかなモザイク、大理石にステンドガラス、それに彫像という風に我々がイメージするヨーロッパのスパの原型のようなデザインである。自分は15年ほど前に家族旅行の際に行ったことがあるが、日本人にも非常になじみやすい温泉といえる。

次に紹介するルダシュ温泉はオスマントルコにハンガリーが征服されていた時代の建物が目立つ。ドーム型の屋根に八角形の浴場プールというトルコ的な作りで、八本の大理石の柱が印象的である。

そして次は今回、私が訪ねたキラーイ温泉である。1565年に建てられたトルコ式のドーム屋根も特徴的だが、やはり年季を感じさせるいかにも古い外観は非常にインパクトがある。

内部も独特の雰囲気があり、妖しいサナトリウムにでもきたようなクラッシックな印象が満ちている。中庭を側面に見ながら長い廊下を歩いていくと浴場への入り口となる。

古い壁の入り口をくぐるとシャワーブースが並んだ小部屋となり、まずそこで簡単に体を洗い。横の小部屋に入っていくと前方にアーチがある。そこをくぐって入っていくと大きなドーム型屋根の下となりそこに八角形の浴場プールがある。現在キラーイ温泉は水着着用の男女混浴となっているので、家族ずれやカップル、夫人のグループなどが温泉を楽しんでいる。ドームにあけたいくつかの小さな穴状の明り取りが中心的役割を担っているので全体的に薄暗くクラッシックな浴場とともに独特の雰囲気を醸し出している。湯加減は37度ぐらいであろうか、長湯するのに本当に心地よい温度で、快適この上ないいい湯である。

温泉に入った後は、中庭で日光浴をしている方も多く、自分も4時間ほどキラーイ温泉にいた。気になるお値段も500円ほどの入場料だけで非常に格安である。もちろん、マッサージや簡単なカフェもあるので、皆さんが行かれる際には、ビーチサンダルを持っていくと便利でしょう。みなさんも、ブダペストに行かれるようなことがあれば、是非、一度温泉に行ってみてください!

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