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旅館からホテルへと進化した「庭のホテル」でランチ
本日のランチで訪ねたのは、水道橋にある「庭のホテル」。
元は旅館として開業し、2009年にリニューアル、「庭のホテル」として再スタートした
和の要素溢れるホテルです。
どこの国にもある外資ホテルもゴージャスで魅力的ですが、実は庭のホテルのような、外人観光客の心を奪いそうな、ここにしかない、日本を感じるホテルも大好きです。
正面玄関からして、まわりの建物とは明らかにマイナスイオンの濃度の違いを感じる、緑たち。
さすがは、「庭」のホテル。
至る所に、嫌みのない日本らしい粋な計らい。
こちらは江戸風鈴。
見るだけで涼しい気持ちになります。
本日は、素材の魅力を堪能するグリルフレンチ、「グリル&バー 流 りゅう」にお邪魔しました。
実は私、自分で予約しておきながら、1時間も早めに来てしまうという失態を犯したのでした。
スタッフの方に指摘され、でも来ちゃったし。。みたいな顔しながら困っていると、「席は押さえているので、どうぞお入りください。」とご親切に通してくださいました。
なんて紳士!と感動しながら、おっちょこちょいな自分に対するやけ酒と称して、「シソート」を
オーダー。
こちら、モヒートのミントをシソに代え、日本酒と柚子リキュールで仕上げたという、ザ・和な一品。
正直、柚子って独特な甘みがあまり惹かれないのですが、これはシソがメインだからか、あまり柚子が主張しすぎず、美味しくいただきました。日本酒の香りはあまりしなかったような。
さて、オンタイムにランチスタート。
本日はウィークエンドランチコース(¥2,800)を。
コースにはサラダブッフェ、プティスープ、パン、4種から選べるメイン、デザート、飲み物がつきます。
女性の大好物、サラダブッフェ。
葉ものやトマトなどの、夏野菜系が豊富なように感じました。
私は初体験だったハーブのドレッシングや、香り高いオリーブオイルなど、サイドもしっかりしたラインナップ。
パンとプティスープ。
本日のスープはかぼちゃの冷製スープでした。
しっかりとかぼちゃの甘みを感じつつも、飲んだあとに変に残るかんじのない、夏にぴったりなお味です。
おそらくサラダブッフェと同じと思われる、オリーブオイルは、パンとの相性抜群でした。
メインのチョイスはスズキのポワレ、骨付き鶏もも肉のトマト煮込み、鴨肉のボロネーゼ、プレミアム・リゾットとのこと。
私、日本海側生まれの魚人間のため、迷わずスズキをオーダー。
でも「カフェ・ド・パリ風」ていうのはどうゆう風なんだろう、全くわからない。
こちらが「カフェ・ド・パリ風」。やはり最後までどうゆう風なのか分かりませんでしたが、
まわりのソースはレモンバターと思われ、中はふんわり、外はかりっとしたスズキによく絡み、
最後までしっかりといただけました。
意外と美味しかったのは、サイドの茄子。油を吸いすぎず、でも皮はかりっと仕上がっており、味もあっさりしていて、日本人好みのお味でした。
ちなみに友人は、「プレミアム・リゾット」をオーダー。
目の前でチーズと絡めて、丁寧に仕上げてくれます。
デザートは、いちじくのテリーヌと赤ワインのシフォンケーキ、そしてオレンジ風味のバニラアイスクリーム。
このシフォンケーキが本当にふわふわで、赤ワインは感じなかったけど、それはそれは美味しかった。
王道バニラアイスにオレンジ風味を足しちゃったアイスクリームとの相性も抜群。
肝心なイチジクは、フレッシュが故につぶつぶした種を口の中で転がしながら、プルンとしたテリーヌをいただく喜びに浸りました。
それぞれにきちんとお味がついていたので、赤いソースは特にいらなかったかも。
普段はフレンチってあまりいただかないのですが、その理由は「重いから」。
過去にデートで連れて行ってもらったフレンチレストランの席で、お相手がすでにバターたっぷりのクロワッサンに、更にバターを塗って食べていたのが本当に忘れられないくらい、私にとってフレンチとは「食のパニック」なのです。
しかし、ここ「流」でいただいたお料理は、それぞれの素材の旨味をしっかりと感じ、楽しむことの出来る、日本人向けのフレンチでした。
食後も胃に嫌な重さやだるさを感じることなく、いい気分でレストランを後にしたのは言うまでもありません。
次はぜひ、宿泊をしてみたいと思います。
日本庭園を見ながらの朝食なんて、素敵ですよね。
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