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水ぬるむ川辺 ベオグラード、セルビア
今回は、旧ユーゴスラビアのセルビア共和国の首都ベオグラードについて書くこととする。なかなか日本にはなじみがうすい国であるが、美しい国だ。まず自分はその中心である共和国広場に降り立ったわけであるが、多くのカフェがある美しい場所だ。
自分はその中の一軒にさっそく陣取って、一休み。日ざしは強いが結構乾燥しているので、日陰に入ると過ごしやすい。コーヒーの値段も110-150円ほど。居心地のいい町だ!どこもWiFiも完備してあって、e-mailチェックがてら、まずは通行人見学だ。
そろそろおひる時間だ。レストランも大変充実していて、値段も安い。どこも草花が咲き乱れ美しいレストランが多い。
夕方が近くなり、友人との約束を思い出し、約束の場所にタクシーで急ぐ。なんと川辺であった。ここベオグラードはアルプスを源に始まるサバ川が大河ドナウ川と合流する場所に発展してきた町だ。そのサバ川岸には多くのバー、レストランが何軒も軒を連ね立ち並んでいる。午後六時。夏の日の長さからまだ人影はまばらだ。
半分水に浮かんだはしけのようなその中の一軒で、さっそく友人と地元のビールを飲み始める。川風が気持ちいい。
川幅5,600mほどもあろうかサバ川にいよいよ夕日が沈みだしてきた。美しい川辺のトワイライトタイムだ。
船で飲みに来る人たちもいるようだ。
気が付いたらはしけには人がいっぱい。パーティータイム到来だ!ここベオグラードでは、この川辺のはしけのバー、レストランが夏の社交場だ。みんな、飲んで、食べて、歌って、踊りだす。こうして、ベオグラードの人たちは、夏の夜を川辺で楽しむのだ。今年もいよいよ水もぬるんできて、このはしけの季節がやってきているはずだ!
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