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バハマでドルフィンスイム乗船記・前半 ~5年越しの夢、感動するの忘れるくらい感動した~
こんにちは、水中レポーターの稲生薫子です。
だいぶご無沙汰しておりますが、久しぶりに投稿させていただきます。私は普段、スキューバダイビングの取材をし、記事を書く仕事以外にも、水中写真家・越智隆治さんの主催するスペシャルトリップでトンガのクジラやパースのアシカなどと泳ぐガイドもしています。
今回ご紹介するのは、この5年間、ずっと行きたいと思いを馳せていた「バハマ」でのドルフィンスイム。スタッフとしてではなく、一個人として参加してきました。
イルカと泳いているところ
水風船みたいな透き通った海、フレンドリーなイルカ、楽しい仲間。1週間のクルーズはあっという間で、まさに夢のようでした。こんな素敵なところで働きたいとさえ思います。そんなクルーズ初乗船記を書いてみました。
私は今、バハマドルフィンスイムクルーズを下船して、フロリダ州にあるウエストパームビーチのホテルで一人この記事を書いています。スクラッチ、ノチョ、ダーウィン・・・大西洋のバハマの海で、愛称のついたイルカと泳げるというのを知ったのは、約5年前。「こんな水色の透き通った海でイルカと泳げるんだ…」最初に水中写真家の越智さんの撮影した写真を見た時は衝撃でした。
この5年間、行こうと思えばいつでも行けたはずなのに、なんとなくそんな気になれなくて、いつの日か「バハマに行く」ということが自分の中で密かな夢となっていました。2016年春頃になって、なお残席に余裕のある3週目に、個人的に参加を決意。一部のゲストの方の手配も担当していたこともあるのでしょうか、“バハマに行く”ということが憧れになっていたとはいえ、その情熱よりも、もはや当たり前というか必然と引き寄せられるように「あ、私、今年バハマ行きます」と宣言したように記憶しています。カスタムのあるバハマのウエストエンドにて
初バハマ、初エントリーでイルカの「スクラッチ」と出逢う
少し風と波のある初日。越智さんの写真から思い描いていたような、ベタ凪で水色のプールみたいな海ではありませんでしたが、それでも透明度の良い海。トンガのホエールスイムでは撮影のための水中カメラを手放さなかった私が、全くカメラを持って入る気になれず、ビキニにマスク、スノーケル、フィンで身軽にエントリー。エントリーするなり、前を泳いでいたイルカめがけてダッシュ。2頭のイルカと目があったので、潜ってみると、追いかけると逃げると思っていたイルカが、全く逃げずに近寄ってきます。
おおぅ、近い。
先述のような愛称のついた通称“おさわりイルカ”と呼ばれる、“触られるのが好きなイルカ”が2頭程いるとは聞いていたものの、見分けはつかなかったので、とりあえずゆっくり両手を広げるとそのまま触れてしまいました。つ、つるつる!
イルカがラビングをするように、お腹側に回り込んで胸びれの下をすりすりと撫でると、くすぐったいのか嬉しいのか、手をぴょこぴょこと動かして泳ぎ続けます。
夢に見続けたイルカタッチ。可愛すぎる。
満足げに船に戻ると、「触ってたの、スクラッチだよ」と越智さん。
広い大海原で、おさわりイルカとして1番名の知られている、一番逢いたかったスクラッチに初潜りで出逢えたという、奇跡的な初日でした。
遺跡?石畳? ビミニロードでお昼休憩
12時から16時まではイルカがお遊びモードではないので、お昼休憩。アメリカの預言者が「アトランティス大陸の一部が浮かび上がる」と予言し、見事的中したことで話題となったビミニロード。砂地に突如現れる不思議な海底遺跡空間です。
砂地に突如広がる海底遺跡のような石畳
ほかにもお昼休憩にはみんなで身体にタトゥーシールを張ったり、コンク貝を拾って刺身で食べたり、
貝殻の内側が綺麗なピンク色のコンク貝。お刺身はコリコリしていて絶品!ダイビングしたり、サンドダラーを集めたり、昼寝したり… 無意識に見てしまう携帯電話だって1週間全く触ることはありませんでした。好きな時に起きて、好きな時に寝て、好きな時に食べて、好きな時に海を眺めて… 自由って素敵。
サンドダラーと記念撮影
そんなすてきな時間はあっという間に過ぎるもので、すでにクルーズの日程も折り返し地点。
後半では、ついに夢のバハマブルーで泳いだお話をしたいと思います。
2017年のバハマの青い海でイルカと泳ごう!ドルフィンクルーズツアー
スケジュール |
Week1 2017年6月10日(土)乗船〜16日(金)下船 |
Week2 2017年6月17日(土)乗船〜23日(金)下船 |
Week3 2017年7月15日(土)乗船〜21日(金)下船 |
Week4 2017年7月22日(土)乗船〜28日(金)下船 |
※すでに満席の週も複数あります。
もしご興味のある方はこちらまでお問い合わせください。
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