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アメリカ大陸最大のピラミッド宗教都市遺跡  テオティワカン、メキシコ

ピラミッドといえばエジプト。そして、マヤ文明を中心としたメキシコが有名だ。そんな中で今回はそんなメキシコで最大規模を誇るテオティワカンのピラミッドについて書かせていただく。このテオティワカンには代表的な二つのピラミッドがある。月のピラミッドと太陽のピラミッドだ。正直行ってみてびっくりしたのは、デカイということだ。

こちらは月のピラミッド。人が小さい!高さは47mある。またそれ以上にびっくりしたのは、これらのピラミッドが砂漠の中にポツンとあるのではなく、広大な宗教都市の遺跡の一部でしかないということだ。この月のピラミッドと太陽のピラミッドの間を結ぶ大通りがあるのだが、この死者の大通りと呼ばれる通りは幅45m長さ5kmもある!

御覧のように完全な都市の一部としてピラミッドがあるだけで、この遺跡は大都市だったのである。なんと紀元前2世紀から6世紀まで栄えていたというのだから驚きである。人口も最大二十万人が住んでいたといい、下水道も完備されていたという完全な都市国家の形態をとっていたということだ。

そのつくりをまじかで見るとなんとも正確精巧に作られている。こんな立派に建造された街区が20平方キロメーターに渡りあったというから驚きである。

では月のピラミッドに上ってみる。

恐ろしく急である。正直怖い。こんな急な石段がなんらプロテクトなしで上るわけであるから階段を踏み外すようなことがあると下まで落下し一巻の終わりだ。自分は唯一設けられた素朴なてすりをしっかりつかみながら上る。

高い。そして、落下防止柵も何もないその上部は正直怖い。この日の自分はインフル気味の中、タクシーをチャーターしここまで来たのだか正直体の調子がすぐれない。しかし、恐ろしく爽やかな風がこの月のピラミッドの上部を流れ、何時もはばかばかしいとあまりそんな気分にならない自分ではあるが、とても神々しいものを感じれずにはいられなかった。すべて計算の上で設計されたこの都市は地球の重力、月や太陽の重力も考えて作られたことだろう。やはり様々な力を結集されるように作られたその場所にいるということは自分に今、未開の力を与えてくれているのだろうと感じずにはいられなかった。

向こうに見える太陽のピラミッドに行こうと思った。高さは65mあるらしい。あの死者の大通りを歩いてあそこまでいくと、インフル気味の自分は間違いなく太陽のピラミッドから落下し、自分が死者になってしまう!そう思って、今回は太陽のピラミッドを上ることをあきらめることとする。正直、最悪のコンディションで訪れたテオティワカンであるが本当に来てよかったと思った。自分が過去訪れた世界の様々な場所の中でも間違いなく人に推薦できる上位の場所である。こんなテオティワカンも諸説はあるが7世紀には衰退してしまったということだ。どこの世界もやはり栄華必衰だ。

人工的な観光施設が敷地になく、良い状態で保存されている。そんな中、片隅で現住の人々が手作りの土産物を販売している。数々のエスニックなアクセサリーが中心だ。覗いていくこととしよう!

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