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息を飲む大理石の世界 @ Sheikh Zayed Grand Mosque
ドバイの近代的な建物の反動か、文化を感じるところへとアブダビまで足を延ばすことに。
アブダビまでの行き方としてはタクシーが一般的。
その日の朝に思い立ったので、悠長に選ぶ時間もなく、ホテルが所有するメータータクシーというので向かうことに。
ちなみにお値段は、4時間でAED500に追加1時間につきAED100といったもの。
間違いなく通常のタクシーの方が安価ではあると思います。
ドバイからアブダビまでは約90分。
砂漠の中を駆け抜けるハイウェイに乗っていきます。
砂漠から急に近代的な建物が増えてきたと思うと、アブダビに入っていました。
向かった先は、アブダビで一番有名な建物と言われる、Sheikh Zayed Grand Mosque。
別名、グランドモスクと言われる壮絶な建造物です。
イスタンブールの歴史あるモスクも訪れたことがありますが、グランドモスクの華やかさにはまた別の魅力があります。
ブルーな空に白のマーブルが凛と佇んでいます。
とにかく美しい。入る前から緊張感が高まります。
入場料のようなものは特にありませんが、服装検査があります。
男女別のレーンでセキュリティをくぐり、全身肌が隠されているかチェックされます。
私はロングパンツ、ロングシャツにショールを頭に巻いて問題ありませんでした。
万が一、引っかかってしまっても、アバヤを貸し出してくれます。
外からでも十分ゴージャスですが、実際に足を踏み入れてみると、その華やかさに息を飲みます。
まずこれだけの量の真っ白なマーブルの豪華さ。
さらにはタイルワークで優雅にお花があしらわれています。
イスラム建築の曲線美の華麗さに心打たれっぱなしです。
ドームを見上げると細部にまでこだわったデコレーションがされています。
アラビア文字も芸術の一部となっています。
モスクの内部です。
後ろに写っているのが巨大なシャンデリア。
24金がコーティングされ、大量のスワロフスキーが使用されているとのこと。
モスク内は靴も靴下も脱いで入ります。
世界最大級の手織りカーペットと言われているのがこちら。
モスク内一面に敷き詰められているので、いかに大きいかがわかると思います。
この華やかなシャンデリアも一つではないんです。
モスク内に何個もあり、石油で潤うアブダビ首長国の権力を垣間見る気がしました。
壁のデコレーションも近づいてみると、ペイントとかではないんです。
すべて、異なる色のマーブルを使用したコラージュワークなんです。
イスラム芸術の美しさを全身で感じることのできる場所。
UAEに訪れたら、必ずお勧めしたい場所です。
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